タイとの輸出入は、「商品を送れば終わり」ではありません。
輸送条件、支払条件、書類、HSコード、関税、通関、輸入者側の許認可、物流会社との調整など、多くの実務が関係します。
どれか一つでも確認が不足していると、
「貨物は出したのに通関できない」
「タイ側が輸入できると思っていたが必要な許可を持っていない」
「契約条件と実際の物流費負担が合っていない」
「書類の記載が不十分で修正が必要になった」
といった問題が起こります。
WITHTHAIでは、タイとの輸出入を行う日本企業向けに、貿易条件の確認から書類、物流、通関、タイ側企業との調整まで、実務に沿って支援しています。
代表はタイに18年間在住し、日系大手商社タイ支店で13年間、営業・輸出入・物流・市場開拓に携わってきました。
実際に貨物を動かす立場で必要になる確認事項を整理し、輸出入開始までサポートします。
タイとの輸出入は、書類を作るだけでは進みません
貿易実務というと、InvoiceやPacking Listの作成をイメージする方も多いかもしれません。
もちろん書類は重要です。
しかし、実際の取引ではその前に確認すべきことがあります。
例えば、
・誰が輸出者になるのか
・誰が輸入者になるのか
・FOB、CIFなど、どの貿易条件で取引するのか
・運賃や保険料をどちらが負担するのか
・支払条件は前払いか、送金か、L/Cか
・商品はタイで輸入可能なのか
・タイ側企業は必要な輸入許可を持っているのか
・どのHSコードを使用するのか
・関税やVATはいくらかかるのか
・どのフォワーダー・乙仲を使用するのか
こうした条件を確認したうえで、初めて具体的な輸送手配に進むことができます。
WITHTHAIでは、書類作成だけでなく、その前後の実務まで確認します。
WITHTHAIのタイ輸出入・貿易実務支援
1.貿易条件・取引条件の確認
輸出入を始める前に、売主と買主の間で取引条件を明確にする必要があります。
例えば、
・FOB
・CIF
・CFR
・EXW
などのインコタームズによって、運賃・保険・リスク負担の範囲は異なります。
また、
・支払タイミング
・銀行送金
・L/C
・前払い・後払い
・一部前金
などの支払条件も重要です。
価格だけ合意して取引を始めるのではなく、「どこまで誰が責任を負うのか」を確認します。
2.Invoice・Packing List等の貿易書類確認
輸出入では、取引内容に応じて複数の書類が必要になります。
案件に応じて、
・Commercial Invoice
・Packing List
・Proforma Invoice
・Purchase Order
・Certificate of Origin
・Bill of Lading
・Air Waybill
などの内容を確認します。
商品名、数量、重量、金額、原産国、荷姿、輸送条件など、書類間で内容が一致しているか確認することも重要です。
書類に不整合があると、通関や支払いの際に問題になる場合があります。
3.HSコード・関税・輸入規制の確認
輸出入では、商品のHSコードによって関税率や必要な許認可が変わる場合があります。
案件に応じて、
・HSコード
・関税率
・VAT
・輸入規制
・必要書類
・原産地証明書利用の可否
などを確認します。
特に食品、化粧品、酒類、化学品、農産物などは、通常の商品とは別に許認可や規制が関係する場合があります。
4.フォワーダー・乙仲との調整
実際に貨物を動かす際には、フォワーダーや乙仲との調整が必要です。
例えば、
・集荷日
・船便・航空便
・輸送スケジュール
・ブッキング
・梱包条件
・通関書類
・納品先
・輸送費
などを確認します。
WITHTHAIでは、日本側・タイ側の物流会社とのやり取りを含め、必要な情報を整理しながら輸送を進めます。
5.タイ側輸入者・輸出者との実務調整
タイとの貿易では、日本側の準備だけ整っていても取引は進みません。
タイ側企業が、
・輸入者として登録されているか
・必要な許認可を保有しているか
・倉庫や保管場所が必要か
・通関業者との体制が整っているか
・必要書類を理解しているか
などを確認する必要があります。
WITHTHAIでは、日本企業側とは日本語、タイ企業側とはタイ語で直接調整します。
6.通関・船積みまでのフォロー
書類を準備して終わりではなく、実際に貨物が出荷されるまで確認します。
案件に応じて、
・輸出通関
・船積みスケジュール
・書類提出
・タイ側通関
・追加書類対応
・到着後の確認
などをフォローします。
トラブルが起きた場合には、どこで問題が発生しているのかを整理し、日本側・タイ側双方と調整します。
7.FDA・酒類・食品などの許認可との連携
タイでは、商品によって輸入前に許認可が必要です。
特に、
・食品
・化粧品
・酒類
・医療関連商品
・一部の化学品
などでは、商品登録や輸入ライセンス、保管場所などの確認が必要になることがあります。
貨物を発送してから許認可がないことに気付いても、通関できない可能性があります。
そのため、必要な場合には輸送手配の前にFDAや各種許認可を確認します。
実際の輸出入・貿易実務支援事例
金属原料の日本からタイへの輸出支援
日本企業からタイ企業への金属原料輸出について、取引条件の確認から輸送実務まで支援しています。
案件では、
・商品仕様の確認
・Proforma Invoiceの確認
・契約書内容の確認
・支払条件の整理
・L/C条件の検討
・インコタームズの確認
・物流会社との調整
・船積みスケジュールの確認
・タイ側企業とのやり取り
などを行っています。
貿易では、商品価格だけでなく、支払いと物流をどのように設計するかが重要です。
特に取引金額が大きい場合、未回収リスクも含めて支払条件を検討する必要があります。
タイ食品の日本向け輸出支援
タイ企業が製造する食品を日本へ輸出する案件では、タイ側だけでなく日本側の輸入実務も確認します。
例えば、
・原材料表
・製造工程表
・商品仕様
・輸出書類
・日本側輸入条件
・乙仲との調整
・輸送方法
などを確認します。
タイ側で輸出できることと、日本側で輸入できることは別の問題です。
双方の条件を確認したうえで輸送方法を決める必要があります。
酒類のタイ輸入実務支援
日本酒・焼酎などをタイへ輸入する場合、通常の輸送実務だけでなく、酒類特有の許認可が関係します。
案件に応じて、
・輸入者の確認
・輸入場所・保管場所
・酒類関連ライセンス
・商品登録
・ラベル
・物品税
・分析書類
・通関
などを確認します。
酒類は「日本から発送できるからタイでも輸入できる」というものではありません。
輸入者側の許認可や商品登録を確認してから物流を進める必要があります。
タイとの貿易でよくある失敗
FOBやCIFだけ決めて、実務条件を確認していない
FOBやCIFを契約書に書いていても、実際にどの費用を誰が負担するかを双方が同じように理解しているとは限りません。
輸送前に費用負担と責任範囲を具体的に確認する必要があります。
タイ側企業が輸入できる前提で話を進めてしまう
タイ企業から「輸入できます」と言われたからといって、必要なライセンスや許認可がすべて整っているとは限りません。
特に食品、化粧品、酒類などでは事前確認が重要です。
支払条件を十分に検討していない
海外取引では、商品を発送した後に代金を回収できないリスクがあります。
取引先の信用状況、取引金額、継続性などを考慮しながら、前払い、送金、L/Cなどの条件を検討する必要があります。
商品を発送してから規制に気付く
貨物到着後に必要な許認可がないことが判明すると、保管料、返送費、廃棄費などが発生する可能性があります。
特に初回輸出では、出荷前の規制確認が重要です。
日本側とタイ側で認識が違う
商品名、数量、価格、納期、支払条件、輸送条件などが曖昧なまま進むと、後からトラブルになります。
タイ側とのやり取りを含め、書面で条件を整理しておくことが重要です。
商社13年の輸出入・物流実務経験を活かして支援します
私はタイの日系大手商社で13年間、営業だけでなく、輸出入・物流実務にも携わってきました。
商品を売るところだけではなく、
「どうやって輸送するのか」
「どの書類が必要なのか」
「どの条件で代金を回収するのか」
「タイ側で本当に輸入できるのか」
まで確認しなければ、海外取引は完了しません。
WITHTHAIでは、営業と物流を別々に考えるのではなく、実際に取引を成立させるために必要な一連の流れを確認します。
WITHTHAIのタイ貿易実務支援の特徴
日本語・タイ語の両方で実務調整ができます
日本側企業とは日本語、タイ側企業・物流会社とはタイ語で直接やり取りします。
単なる翻訳ではなく、貿易条件や物流の内容を理解したうえで双方の調整を行います。
営業から輸出入までつなげられます
タイでバイヤーを見つけた後、輸出方法がわからず止まってしまう企業もあります。
WITHTHAIでは、市場調査、営業、商談、取引条件の確認、物流まで一連の流れを支援できます。
許認可が必要な商品も相談できます
食品、化粧品、酒類など、輸入前の許認可が必要な商品についても、タイ法人設立・FDA・各種許認可取得支援と連携して対応します。
初めてタイと取引する企業にも対応します
「Invoiceの作り方からわからない」
「FOBとCIFのどちらにすればよいかわからない」
「物流会社から質問されたが意味がわからない」
という段階でもご相談いただけます。
必要な実務を一つずつ整理しながら進めます。
ご相談から輸出入までの流れ
STEP 1 お問い合わせ・ヒアリング
商品内容、輸出国・輸入国、取引相手、予定数量、希望時期、現在決まっている取引条件などを確認します。
STEP 2 規制・取引条件の確認
商品が輸出入可能か、必要な許認可、HSコード、関税、インコタームズ、支払条件などを確認します。
STEP 3 必要書類・物流方法の整理
必要な貿易書類、輸送方法、フォワーダー・乙仲、スケジュールなどを整理します。
STEP 4 日本側・タイ側との調整
売主、買主、物流会社、通関業者など関係者と必要な調整を行います。
STEP 5 船積み・通関
書類や貨物の準備状況を確認し、船積み・輸出入通関を進めます。
STEP 6 到着・取引完了までフォロー
必要に応じて到着後の通関状況や書類対応、支払いなども確認します。
こんな企業様におすすめします
・初めてタイへ商品を輸出する
・初めてタイから商品を輸入する
・社内に貿易実務の担当者がいない
・InvoiceやPacking Listなどの書類に不安がある
・FOB、CIFなどの条件をどう決めればよいかわからない
・タイ側企業との物流・貿易実務のやり取りに困っている
・輸入規制やFDAなどの確認もまとめて相談したい
・バイヤーは見つかったが、その後どう輸出すればよいかわからない
タイとの輸出入を始める前に
タイとの取引では、バイヤーや仕入先が見つかった時点がゴールではありません。
取引条件を決め、必要な許認可を確認し、書類を準備し、物流会社と調整し、通関して、初めて取引が完了します。
特に初めての取引では、
「何から確認すればよいのかわからない」
というケースも珍しくありません。
WITHTHAIでは、現在決まっている内容を確認したうえで、次に何を確認すべきかを整理します。
タイへの輸出、タイからの輸入、貿易書類、物流、通関、タイ側企業との実務調整などでお困りの場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。


