現地18年の経験を活かし、海外展開&インバウンドを最短ルートで。

【Shopeeタイ】ついに「赤字の元凶」DDPを卒業?貿易のプロが斬る、新制度TH LFF(現地在庫モデル)は中小企業の救世主になるか

「Shopee タイ 関税のトラブルで、売れたのに結局赤字になった」 そんな切実なご相談が私の元に相次いでいます。 2026年の免税枠撤廃を受け、これまでの「Shopee タイ 儲からない」という不条理な構造は、もはや無視できない限界点に達しました。

タイ在住18年、現地で輸出入実務を13年手掛けてきたプロの視点から新制度「TH LFF」が中小企業の救世主になり得るのかを徹底解剖します。

FDA登録の壁からJTEPA活用の秘訣まで、公式サポートでは決して教えてくれない「タイ越境ECの真実」と具体的な対策を忖度なしでお伝えします。

1. はじめに:Shopee Japanがようやく「まとも」になった?

1.1 2025年10月に指摘した「Shopeeは儲からない」という現実

私は2025年10月の記事で「Shopee タイ 儲からない」という構造的な欠陥を指摘しました。その最大の原因は販売者が関税を負担するDDPという仕組みです。タイ市場への進出を狙う多くの日本セラーが売上から引かれる不透明な「Shopee タイ 関税」に苦しめられてきました。特に2026年からはタイ政府による1,500バーツ以下の免税枠廃止という税制改正が完全実施され、日本からの小口配送におけるコストメリットは事実上消滅しました。タイ 越境ECにおけるこの厳しい現実を前に、利益が出ず撤退を余儀なくされる中小企業も少なくありませんでした。

1.2 突然の「TH LFF(タイ国内在庫モデル)」発表

そんな絶望的な状況下でShopee Japanが新たに打ち出したのが「TH LFF(タイローカルフルフィルメント)」の導入です。これは従来の日本直送モデル(SLS)から、タイ現地の倉庫に在庫を置く販売形式への大きな転換を意味します。18年タイに住み、現地で長年貿易実務に携わってきた私の視点から見れば、これは単なる新機能ではなく「ようやくShopeeがビジネスのインフラとしてまともになった」と感じさせる決定的な一歩です。Shopeeタイでの1500バーツ免税廃止対策としても現地在庫モデルへの移行は、理不尽な関税リスクを排除し、健全な利益を確保するための唯一の現実的な選択肢と言えるでしょう。

2. 【実録】タイ税関の恐怖:システムが知らない「担当者ガチャ」の現場

2.1 2,000バーツのカタログと1,000バーツのTシャツ

タイの税関実務において最も厄介なのは、関税額が担当者の匙加減ひとつで決まる「担当者ガチャ」の存在です。本来なら無税、あるいは少額のVATで済むはずの販促用カタログを日本から送った際、前回は100バーツだった関税が、今回は2,000バーツと20倍もの値を付けられる理不尽が平気で起こります。親から届いたTシャツ1枚に1,000バーツの関税が課されることも珍しくありません。このようにタイの関税の予測が全く立たない現場では、セラーが関税を負担するDDPモデルでの運営は、利益を削り続ける極めて危険なギャンブルとなります。

2.2トレーディングカードセラーを襲う「玩具カテゴリー」の罠

特に深刻なのが遊戯王カードなどのトレーディングカードを扱うセラーです。Shopeeのシステム上、これらは一律「玩具(Toys)」に分類されますが、タイ税関の厳しい担当者に当たれば「高価な収集品」として高率の関税ターゲットにされます。これがShopeeタイの関税後出し理由の正体であり、販売後に利益を上回る税金を請求されShopeeは儲からないと嘆くセラーが後を絶たない理由です。実務を知らないプラットフォームが強いる画一的なカテゴリー設定が、日本の善良な中小セラーを赤字のどん底へ突き落としているのが現状です。

3. 「わからない」を繰り返すShopeeサポートの罪と限界</h2>

3.1 原産地証明書すら通じない「無知」の壁

タイ 越境ECにおいて、利益を確保するための生命線は「JTEPA / 原産地証明書」の活用による関税の減免です。これを利用すれば本来無税になる商品も多いのですが、残念ながら現在のShopeeのサポート窓口はこの貿易実務をほとんど理解していません。「原産地証明書を適用したい」と問い合わせても「システム上対応不可です」「そもそもそれは何ですか?」といった、実務経験者からすれば耳を疑うような回答が返ってくるのが現実です。貿易の基本すら通じない担当者が窓口に立っている現状では、日本の優れた商品を適正な価格で届けることは困難です。

3.2 「タイが決めたことなので不明」という無責任な回答

納得のいかない「Shopee タイ 関税」の根拠を問い詰めても、返ってくるのは「タイ側が決めたことなので詳細は不明です」という一点張りです。セラーの売上から強制的に関税を差し引くDDPという仕組みを提供しながら、その正当性を「わからない」で済ませる姿勢は、あまりに無責任と言わざるを得ません。Shopeeサポートの問い合わせで返信がこないといった対応の遅さに加え、この実務知識の欠如が重なることで多くのセラーが「Shopeeは儲からない」という結論に至り、市場から去っていく大きな要因となっています。

4. TH LFFが解決する「不透明さ」:自力で勝ち取る無税ルート

4.1 個別配送の「運ゲー」を卒業し、一括通関へ 1個ずつ「ガチャ」を引く直送モデル(SLS)から、パレット単位で正式に通関させるLFFへ。

日本直送(SLS)モデルの最大のリスクは、個別の小包がタイ税関の「担当者ガチャ」にさらされる点でした。しかし「TH LFF」への移行により、この不透明な運ゲーから卒業できます。LFFではパレット単位の「一括通関」が基本となるため、ブローカーを介して事前に「JTEPA / 原産地証明書」を適用し、正攻法で関税を無税にする交渉が可能になります。これまでのように「Shopee タイ 関税」が後出しで引かれる不安がなく、コストを確定させてから販売できるため、「Shopeeタイの儲からない」という赤字リスクを根本から排除できます。

4.2 FDA(タイ保健省)登録サポートという最大の武器

加えて、今回の目玉は「FDA 登録」のサポート体制です。タイ越境ECで高単価・高リピートが期待できる化粧品や食品ですが、これまではFDAライセンスの取得ハードルが高く、多くの中小企業が参入を断念してきました。Shopeeが提携代理店と連携し、取得プロセスを具体的に支援する姿勢を見せたことは、実務上の大きな進歩です。Shopee タイのFDA費用さえ採算ラインに乗れば、ようやく日本の優れたプロダクトをタイの消費者に直接届ける「本物のチャンス」が到来します。

5. おわりに:日本にいながらタイで勝つ。中小企業にチャンス到来!

5.1 残された最後のパズル「FDA登録費用」

タイ 越境ECにおける最大のハードルが「FDA 登録」であることは間違いありません。今回の新制度によって道筋は見えましたが、実務面で最も重要なのはその取得コストです。「Shopee タイのFDA 費用」が中小企業の皆さまにとって投資回収可能なレベルに設定されるのか、あるいは相場を上回る負担になるのか。ここがビジネスとして成立するかどうかの最終的な分岐点となります。現在、詳細な費用感についてはShopee側へ確認を進めておりますので、判明次第改めて検証レポートをお届けする予定です。

5.2 貿易13年の結論:もう一度、Shopeeに注目する価値はある

これまでタイの現場で数々の理不尽な「タイ 関税」トラブルを見てきた私から言えるのは、今回のTH LFF導入によってようやく「戦える土俵」が整ったということです。不透明なDDPモデルを卒業し、JTEPA / 原産地証明書を活用した正規の通関でコストをコントロールできる仕組みは、まさに画期的と言えます。中の人の無知に呆れ、「Shopee タイは儲からない」と諦めていた方も、今一度この変化に注目する価値があります。2026年、日本にいながらタイ市場の最前線で勝負できる、中小企業の皆さまにとっての真のチャンスがいよいよ到来しました。

タイ進出の「負けない戦略」、一緒に練りませんか?

Shopeeの新しいインフラ(TH LFF)が整いつつある今、日本の中小企業にとってタイはかつてないほど身近な市場になりました。しかし、今回お伝えした通り、タイの現場は依然として「担当者ガチャ」や複雑なFDA規制が残る、一筋縄ではいかない場所です。プラットフォームの窓口では解決できない、実務レベルの「壁」をどう乗り越えるか。それが成功と失敗の分かれ道です。

私はタイ在住18年、現地での13年間の海外営業経験を通じて、現地でのリアルな交渉と通関実務の最前線に立ち続けてきました。

不透明な関税コストをJTEPA活用で最小化したい

複雑なFDA登録を確実に、最短ルートで進めたい

Shopeeだけでなく、タイ現地のオフライン販路も開拓したい

そんなお悩みをお持ちの経営者・担当者様、まずは一度ご相談ください。現場を知るプロとして、貴社のタイ進出を「赤字のギャンブル」ではなく「勝てるビジネス」へと導きます。

お問い合わせ・ご相談は、以下のリンクよりお気軽にどうぞ。

長谷川舞美|タイ貿易×海外販路×インバウンド戦略支援

タイ在住18年・大手総合商社出身。中小企業のタイ進出と訪日インバウンド支援を行うマーケター。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

タイの世代別マーケティング完全ガイド|Alpha世代〜ベビーブーマーまで徹底解説【2025】

2025年版|タイのSNS・EC・マーケティング最新統計まとめ【LINE・Shopee・Lazadaの最新動向】

ShopeeとLazadaの違いを徹底解説|日本企業がタイで売るならどっち?

タイへの輸出を成功させる完全ガイド|必要な手続き・書類・規制・サポートまで徹底解説

日本企業が知らない「2025年のタイのデジタル戦略」徹底解説

2025年版|タイで広がるアフィリエイトコマースとは?市場規模・活用事例・成功の秘訣

PAGE TOP